現場から報告です!!介護業界…人手不足の【ホントの話】

こんにちは!福seeです!

このブログでは私が知る介護現場の実態を押し寿司ばりにギュギュ!っとまとめて書いてます。

この記事を読み終わった頃、あなたは

「介護業界の人手不足問題」を理解しているでしょう。

そしてその上で、自分自身がどの様に立ち回っていけば良いかが分かっている筈です。

ご自身の転職活動や仕事に活かせる知識としてお役立て下さい(^^)

下記に目次がありますので目次だけ読んでもらっても良いし、知りたい所だけクリックして読んでもらっても大丈夫です(^^)v

それでは早速内容に入って行きますね!

大ベテランの看護師さんが教えてくれた支えとなった”ある言葉”

これは以前一緒に働いていた、キャリア30年越えの大ベテランの看護師さんから教えられた言葉です。

業務に追われ思わず「すみません、忙しくて…」と私が言い訳がましく言った時に言われた言葉…

『福seeくん。「忙しい」と言う字は、”心を亡くす”と書くんだよ笑。心を亡くしたらこの仕事出来ないわよ笑!あなたは良い所沢山あるんだからそんな事言ったらもったいないわよ笑!』と優しく、そして真剣に教えてくれた言葉でした。

私はこの言葉を金言として、人手不足と謳われる介護業界を10年以上生き抜いて来ました。

もう一度言います…

「忙しい」と言う字は”心”を”亡くす”と書きます。

しかしながら、この「忙しい」というのは哀しいかな現実です…ありがたい事に私はその看護師さんに言われてからはあまり口には出してませんが(たまに出てしまいますが汗)これから業界に入って来る人に向けて、

”人手不足”という話は詳しく説明する必要があると思ったので書きますね(^^)

少し長いですが最後までお付き合い頂ければと思います(^^)/

介護業界は人手不足というけれど、それは…本当か?答えは「YES」です。

(上記図参照元:平成29年度介護労働実態調査)

全国の介護事業所を対象に行ったアンケート(上記図)では、職員の人数が「適当である」と答えた事業所は全体の約3割で、残りの事業所は「不足感がある。」と回答しています。この数字を見ても分かる様に介護業界の人手不足と言うのは、客観的に見ても明らかなものです。

どのぐらいの現実かと言うと、ラーメン屋はラーメンを出すし。みかんは誰が見てもみかん。と言うぐらいの現実です汗。つまり揺るがない真実な訳です。

このアンケート結果にしてもどこまで現場の意見を反映されたものかも分かりません。つまり介護現場で働く実際の感覚と、統計上の数字は必ずしも一致しないと言う事です。

実際は「もっと人手があれば、あんな事もこんな事も出来るのに…」と苦しんでいる現場がほとんどだと思います。

そして忘れてはいけないのが、

人手不足が原因で、職員達が疲弊してしまっている現場も数多くあるという事です。

職員がおおよそいる施設は、「あんな事もしたい。こんな事もしたい。」と利用者の生活の質(QOL)の向上を考えますが、職員が不足している所や大いに不足している所は、もう本当に辛いと思います。

本当に最低限の仕事しか出来ないからです。

利用者のオムツ交換をしていたら、もう食事の時間!食後の口腔ケアをして!オムツ交換!入浴をしたと思ったら、次はまた食事!

おおぉ…目が回ります\(//∇//)\

職員が足りないと利用者との関わり合いが少なくなってしまい、精神的に追い込まれていく職員も多くいる事もまた事実です。そして、それが退職の理由になるのです。

ですが救いはあります!!もう少し読み進めて下さい汗!

人手不足の施設は”勤務交代”も多い

休日に家でくつろいでいると、突然電話が鳴ります…

画面を見ると、勤めている施設からです…

休み日に仕事先から電話が鳴るだけも嫌な筈なのに、あまり緊張していない自分がいます。用件は大体察しが付くからです。

 
同僚or上司
もしもし?福seeさん?明日なんだけど、夜勤出来る?Aさんが体調悪くってさ…お願い出来るかな?
 
はい…分かりました(はぁ、、せっかくの連休が、、)

っと、まぁこんな感じのやり取りがふた月に一回。多い時でひと月に数回はあります。

コロナやインフルが流行ったりすればもう、勤務変更の嵐です。もうグワングワンです\(//∇//)\

この業界の哀しい性…常に利用者は施設にいるので、臨時休業が出来ないのです。

心の中でため息を吐きつつ、勤務交代を受け入れます。人手不足なので自分以外、夜勤が出来ない事を分かっているからです。

ですが、それは自分の時も同じ。

自分や家族が体調不良になれば、同じ様に変わってもらっているのでお互い様なのです。

”勤務交代”の落とし穴

勤務交代については一つ落とし穴があります。

1〜2年目ぐらいの新人職員は良いのです。もし勤務交代依頼の電話がかかって来たらそれに応えれば良いだけなので。っと言っても、それでも十分大変ですが^^;

辛いのはそれ以上経験のある職員です。ユニットリーダーや主任や副主任。

目の前の仕事もしながら、勤務の調整をしなければならないからです。

私もユニットリーダーなので何度も調整してますが、通常業務をしながら調整をするのがどんなに大変な事か…涙涙

こうゆう時に限って、相談員やケアマネはそっぽ向いて仕事してるし!(゚o゚;リネン交換ぐらい手伝え〜!!お前いつもそうだろー!

すみません、これ以上書くとただのグチみたいになるのでここでやめておきます(^_^;)

介護施設は店員が少ないお店と同じ?!毎日がお祭り騒ぎ!?

介護の世界で特徴的な所は「相手は常に、全力で向かって来る」という所です。これは私的には介護の仕事の面白い部分でもあります。

例えが極端かもしれませんが、介護施設で働いた事が無い人が介護現場を想像するなら、酔っ払いが多い居酒屋さんをイメージして頂くと分かりやすいかもしれません。あの方たちも(自分もそうなってる時がありますが汗)へペレケになって、ある意味全力で店員さんに向かって行くでしょ?怒りっぽくもなるし、相手にされてないと思うとイライラもしてしまいます。

「家に帰りたい」←1日に何回も言われます。「トイレはどこか?」←1時間に何回も言われます。「ご飯はまだか?」←食後20分ぐらいしたら言われます。「服が盗まれた」←顔を見たら言われます。「お米を炊かなくちゃ!(不穏状態)」←夜中の1時にMAXのテンションで言われます。

もう毎日がお祭り騒ぎです笑

しかしながら相手は身体的にも私達よりも劣る高齢者です。イライラや不安がつのり、加えて認知症などもあれば一番に頼りになる介護職員に頼るしかないのです。施設に暮らしているという事はその瞬間は頼りになる家族も同然なのです。

その頼れる人に頼った瞬間「今忙しいから!」と無碍に断られてはあまりに辛いです。

限られた時間をどの様に使うのか…常に工夫しなければ業務が回らない。

ですから私達介護士は”優先順位“や“声掛け“を作ってそれを補います。

例えば『…シーツ交換は後回しににして、今はこの利用者の話を傾聴しよう(傾聴の意味は後で説明します)。』や『多分あの利用者は、あれぐらいの時間帯にトイレに行く人だから、早めに簡単な仕事を終わらせておこう』といった優先順位を付けたり、

「今〇〇の途中なので、それが終わったら直ぐに行きますね。」や「直ぐに確認してお部屋までお知らせに行きますね」などと言った声掛けをします。要するに、

限られた時間をどの様に使うのか常に工夫しなければ、業務が回らない。

という事です。土日祝日等でパートさんが休みの日などは更にそれが求められます。AIさんの名曲「Story」の冒頭歌詞が思い出されます。限られた時の中で…あの曲は本当に名曲ですね。救いの歌です。

つまり特別養護老人ホームにおいての話をしますが、余裕のある時間というのは限りなくzero“に近いという事です。

職員によっても感じ方は違うとは思いますが、グループホームから異動して来た職員などは口々に「特養は余裕が無い」や「特養は仕事が多い」と話します。

特養とは特別養護老人ホームの事で簡単に言うと、介護度3以上の方が入っている施設です(一部例外も有)。

介護3以上と言う事は、食事や排泄など身の回りの事ほぼ全てに介護が必要な状態の事を言います。比べて、グループホームなどは自立している人も多く身体的介護も特養に比べて少ないのでそう感じるのも無理は無いでしょう。加えて職員の人員配置もグループホームと特養ではさほど変わらないので、特養の方が仕事量が多いと思うのは当然かもしれません。究極、介護度=仕事量みたいな所ありますので。

 

5分間の余裕。傾聴の話。

穏やかな口調と穏やかな表情を浮かべご本人からお話を聴く事を『傾聴』と言います。読んで字のごとく、目と耳と心で相手の話を“聴く“という技術です。高齢者のみならず様々な分野で用いられる技術でもあります。

この傾聴という技術は不穏状態にある認知症の方に非常に有効な技術の一つなのですが、ひとたび傾聴しようとすれば、最低でも5〜10分の時間が必要になります。大声を出したり暴力行為などをしている利用者の場合は、最低でも15〜30分程度は必要だと思います(私の経験としての時間帯です。実際はもっとかかる場合もあると思います。)。

この最低5分〜という時間を、他にも利用者がいる中で我々護士は業務として行わなければなりません。その5分間を、その利用者に、その瞬間に使うのが難しい時が現実としてあります。

余裕が無くて、利用者の話を聴けない時があります。

他業種の方から「それはうちも同じだから笑!」や「人それぞれだし笑!」と、つっこみが入りそうですが、他業種でも自分が忙しい時に目の前の相手に対して適切な対応を取る事が難しい時も多いかと思います。サービス業をする上で傾聴するという事は最も大切なスキルなのではないかと思う今日この頃です。

傾聴についての詳しい話は、記事→高齢者傾聴スペシャリストを介護福祉士が【徹底解説‼︎】キーワードは“雨合羽”で詳しく解説してますので、是非ご覧下さい(^-^)v

お祭り騒ぎの一方で、静まり返ったエリアもある…

お祭り騒ぎの一方で…静まり返ったエリアもあります…そうです。寝たきりの方を中心に揃えたエリアです。

特養の場合基本的に介護度3〜5の方を対象に運営しているので(一部緊急措置など例外も有)、施設の運営方針によっては

「このエリアに介護度の重い人達を集めよう!」といって、一箇所に介護度の高い方を中心に集める施設もあります。その結果として

「ここってほぼ全員寝たきりじゃん…」というエリアも存在するという訳です。

ユニットケアの場合”このユニットはほとんど寝たきりの人”で、”このユニットは歩ける人が多い”みたいな事です。

働く側としては同じ様な状態の利用者が、固まって入居している方が同じ作業の繰り返しになるので楽に感じる部分もありますし、職員の性格によっては「歩き回る認知症の方より、寝たきりの人だけを介護をしている方が気が楽。」なんて人もいます。

自分が配属されるエリアによって仕事自体の印象も変わるので、一口に“介護“と言っても様々な風景があるものだと思って下さいね(^^)

自分の性格と照らし合わせてどんな場所で働いたら自分に合っているかな〜?とイメージしておくと、楽しみながらお仕事探しが出来るかもしれません。

ただし、そのイメージとは全然違う所で働くかもしれないという事も覚悟しておく必要がありますよ^^;大規模の施設の場合は特に配属先を決めるのはあなたでは無く哀しいかな施設側だという事も忘れてはいけません涙。

せっかく人が入って来ても「やってられねぇ!」と言って辞めてしまう。

突然ですが『介護職の退職理由ベスト3』を発表します!

1位:人間関係に問題があったため

2位:結婚、妊娠、出産、育児のため

3位 法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため

とあります。しかも…

退職者の半数以上が一年経たずに辞めて行くと言います。(平成29年度 「介護労働実態調査」より)

そして現場での実感として思うのは、

「理想と現実のギャップを感じて辞めて行く人がほとんど。」です。私の知る施設でも大方この理由で辞めて行く人が多いです。

流れはこうです、

介護に興味関心があって入職→思ってたよりも殺伐としていて利用者との関わり合いがほとんど無い。→理想の介護とは違う…→周りの職員に対して疑問…→会社・施設に疑問…→退職

という流れがほとんどだと思います。私が思うに数ある退職理由にしても、前記の流れの後付けだと思ってます。

おじいちゃんおばぁちゃんが好きで介護の世界に入ったけど…利用者を物の様に扱っていると感じたり。介護業界に希望を感じて入職したけど…介護自体が嫌いになったり。理由は様々ですが要するに、理想と現実の間で苦しんで辞めてしまうのだと思います。おまけに給与も低いとあっては続けて行く理由も無くなるでしょう。

ですが私はこう言った理由を口にして辞めて行く人に一言言いたいです。

「たかだか一年やったぐらいで理想とか言ってんじゃねぇよ。」と。更に言えば…

「介護自体が嫌いになったの?そんな事言うのは10年早いわ〜笑!」と。

どんな仕事でもその仕事を語るには最低10年ぐらいはかかります。「シャリ炊き3年、合わせ5年、握り一生」と言われる寿司職人の世界でも、修行期間は10年ぐらいが一般的だと聞きます。

つまり介護が嫌いになったとかそんな事は、10年間働いてみてから言って欲しいと思うのです。

厳しい事を言うかもしれませんが「介護が嫌い」と思ってしまったそんな環境の中でも『利用者の為に今の自分に何が出来るか』それを考えるのも仕事も一つだと思います。

(お給与に関してはこちらも参考にして下さい→カテゴリー:介護福祉士のお給料について

「走りながら考える」と宣言している業界。その走るスピードに自分自身が付いていけるかが、鍵。

お米は昔人の手で植えられ人の手で刈られていました。車の洗車は昔人の手で行われていました。文字の印刷は昔、版を作り、人の手で擦られていました。

それが時代が進み今ではそれら全てを機械が担っています。田植えは田植え機が行い、稲刈りは稲刈り機が行う。洗車は洗車機が行い、印刷はコピー機が行なっています。

それでは介護の世界はどうでしょう?2024年現在、介護は人の手によって行われています。これまでの流れで行けば、介護も機械の手で行われる時代が来るでしょう。

2000年に発足した介護保険制度。厚生労働省は「介護保険制度は走りながら考える」と宣言し、5 年ごとの制度改正、3 年ごとの保険料見直しが行われて来ました。そう宣言したのも日本の高齢化が政府が想定していたものよりも早いスピードで進んだ為、政府自体も高齢化の問題に試行錯誤しているとも言えます。

現在の人手不足の問題を紐解く鍵は、この「走りながら考える」と言う政府の方向性に、私達一人一人の介護士、ひいてはケアマネなども含め介護職全体が付いていけるかが鍵になると思います。

介護士の給与は少しづつではありますが上昇して来ました。これからはケアマネの給与も含め介護職全体の給与も上昇して行く事でしょう。

そして今後介護業界にも機械化の波が訪れるでしょう。この流れは既に訪れていて、リフト浴や人感センサーを使った業務などは当たり前になって来ています。近い将来、オムツ交換はオムツ交換機なるものが行い、入浴は入浴機なるものが行う事になるでしょう。そうなって来た場合、

現場職員は「マシンオペレーター」としての役割を求められるかもしれません。

事前に利用者やご家族に希望を選んで頂いて、手洗いコースが良いか、機械洗いコースが良いか選択してもらい、そのタイプによって利用料金が違う。みたいな世界になるのかもしれません。

ちなみに私の場合、断然機械にしてもらった方が良いです。相手に気を使う必要も無いですし、サービスの質も常に一定だからです。(機械が痛くもなくオムツ交換や入浴をしてくれるのが条件ですが。痛いのは嫌です汗)たまに感じるレジ店員のあのサービスの質の悪さ…あれにイライラする様な事も無くなります。

「走りながら考える」と宣言していると言う事は、ある種変化に富んでいる状態とも言えます。ですから私は介護業界というものは今後更に変化があって面白い業界だと思っています。そしてそんな中に自分の身を置く事が、私の性格としてとても合っている様な気がするのです。単純に人が好きで面白いというもの勿論ありますが^^;

業界のスピードに振り落とされない様に、皆で何とか乗り越えたいものです。

忘れてはならない「外国人労働者の存在」

(上図参照元:厚生労働省「介護分野における外国人の受入実績等(令和3年))

もう一つ忘れてはならないのが、外国人労働者の存在です。

介護業界にもEPA候補生や特定技能、技能実習生など様々な形で外国からの労働者の力が数万人規模で流れ込んで来てます。

ここではEPAや特定技能実習生について詳しく説明はしませんが、現場にいる実感としては

「ここ5年ぐらいで、外国の人めっちゃ増えたなぁ〜」って感じです。

街を歩いていても、海外から来ている人増えて来ましたよね?介護現場では勿論の事、様々な業界で人手不足が叫ばれています。その人手不足を政府は外国人労働者を使って乗り切ろうとしています。

その方法に対しては賛否両論様々な意見があると思いますが、現場から発信する立場の私がここで言いたいのは…

マンパワーは増えて助かるけど…外国人のフォローするのって大変よ…?という事です。

どの業種でもそうだと思いますが、外国人を受け入れるという事は、フォローアップが前提となります。

もう少し頑張ってる日本人を応援してくれると良いのですが^^;

あなたが年老いて、何もできなくなった時…。あなたの口元まで水を運んで飲ませてくれる人はいますか?

最近よく言われる

「若者が介護の仕事をしない方が、業界の機械化は加速する」という考え方があります。必要に迫られて機械化が加速した結果、業界の人手不足を補う救世主は人では無くテクノロジーの力なのかもしれません。テクノロジーの力は必須です。そして、

“人とテクノロジーのバランス“それが今後、一番に必要になるでしょう。

ですが想像してみて下さい…

あなたの体が思うように動かなくなった時、認知症になり自分の考えが本当に正しいのか判断がつかなくなった時…霧の中を歩いている様な感覚になった時…

ロボットが話す言葉や、ロボットが行う身体介護に対して、あなたは心から安心したり、心から怒ったり、感情を爆発させて吐露する事が出来ますか?目の前のロボットに本気で怒鳴ったり、大声を出して泣く事が出来ますか…?急に昔を思い出して誰かにその話を聞いて欲しくて、周りを見渡したらロボットだらけ…プログラミングされた同じ様な答えが返ってくるだけ…

そんな中であなたはあなたらしく生きれますか?それが出来るのであればそれで良いと思います。私の場合はちょっと難しいかなと思います。

そう考えると…感じの悪いレジ店員もなんだか妙に人間臭くて良いかもしれません。いやいやあれは腹が立ちますね笑

介護の世界はよく「絶望しか無い」なんて事が言われます。それはそうです、いずれ亡くなって行く人のケアをしている訳なので絶望を感じないと言ったら嘘になります。懸命に仕事をしても、その利用者が一年後に生きているのか分からない。そんな世界です。

しかしながら人の終末期に関わるというのはいかに尊いか。自分で顔も拭けない利用者の顔をタオルで拭いてあげる。自分で水分も飲めない利用者にスプーンで水を汲み飲ませてあげる。そして絞り出す様な声で「ありがとう」と言ってくれる。

日々の業務に追われ「心」を「亡くして」しまそうになる我々介護職員に対して、利用者は全てを教えてくれます。

あなたが年老いて、何もできなくなった時…

あなたの口元まで水を運んで飲ませてくれる人間は、この世界にいますか?

今後間違いなく介護業界にも機械化の波は訪れる事でしょう。いや訪れなければ未来の人手不足の問題は解消されないでしょう。そんな中で、一人の人間として自分に何が出来るか、「心を込めて」仕事をしたいと思う今日この頃です。

さて、そろそろまとめ!です!!

まとめ

2024年現在、介護業界は人手不足です。

今後の業界を支えて行くのは、人とテクノロジーの力。業界のスピード感を意識して、振り落とされない様にあなたも進化して行くべし!

です!

色々と厳しい事も書きましたが、利用者と自分を守る為です。あとは自分なりに仕事をするだけですよ☆

何かご質問やご意見などがあればコメント欄に書いて頂くか直接ご連絡下さい(^^)/

大切な介護福祉士のお給与に関してはこちらも参考にして下さいね!→カテゴリー:介護福祉士のお給料について

最後まで読んで頂いてありがとうございました!

あなたのこれからの人生が楽しく幸せであります様に

福see